元号が「令和」に変わったということで、逆に昭和を振り返りたいと思います。
私を始め、五十代の方が多いティア工房ですので、昭和の懐かしい話をしたいと思います。
私が子供の頃は、年に一回くらい、スパイ手帳というものが発売されてました。
なんかビニールのカバーに手帳とアクセサリが入って、二、三百円くらいだったのですが、たぶん、三回くらい発売されてたと思います。
アクセサリが魅力で、虫メガネとか、鏡とかがあって、極めつけは「水に溶ける紙」。
機密事項を、この紙に書いて、証拠隠滅のために水に溶かすのですが、機密でもなんでもないことを書いて、
水たまりに入れて、その水たまりをみんなで囲み、溶けるまでの三十分間くらい、
「水に溶ける紙」が溶けていくのを見つめて遊ぶというものでした。
あと、ペンの片方で文字を書くと、一見、何も書いてないように見えるのですが、
メモを受け取った方が、同じペンの逆側でなぞると文字が浮かぶというのもあったような気がします。