金沢に観光旅行そしてきました。
金沢の観光地は、西の浅野川と東の犀川に挟まれた中に、大体があるのですが、犀川からペンネームを決めた室生犀星の記念館は、犀川の更に東にあります。
金沢は、観光客に親切な都市で、街なかに各観光地に行くための方向を示す看板が沢山あります。
でも、浅野川と犀川に挟まれたエリアを出ると、その看板が大雑把?で、それだけに頼ると、遠回りになってしまいます。
この、室生犀星記念館に行くのは、ちょっと、苦労しました。
室生犀星記念館は、入場料が300円と安く、室生犀星の手記やら生原稿、手紙なんかが多数残ってて、室生犀星の作品を一つも読んでない私でも満足できました。
中には、若い男の子が、私よりも真面目に作品やら、展示の説明文を真面目に読んでてビックリしました
文学部の学生さんかなんかだったのでしょうか。
個人的には、私より年上の方は、例え5歳くらいでも、達筆な方がいらっしゃるので、私を含め、パソコン入力世代とは、達筆さが違うなと思っていたのですが、室生犀星は、結構、悪筆でしたねー。
作品は、編集の方とかが打ち直すから、ま、ご本人にとっては、頭に浮かんだことを速記的な感覚で書いてたかもしれませんが、手紙は、それじゃぁいかんだろーと思いました。
ま。作家の原稿って、結構悪筆が多いので、室生犀星が、特に悪筆とは思いませんが、なんか、そんな感想を持ちました。
先日、岩手に行って、宮沢賢治と石川啄木の記念館も観たのですが、室生犀星は、結構、長生きされたんですね。
それは、よかった。